でばがめ【出歯亀】の語源・由来

「出歯亀（でばがめ）」は、のぞき魔や変態を指す言葉として使われます。

この言葉の由来は、明治時代のある人物の異名に関連しています。

その人物は、湯のぞきの常習者であり、植木職人だった池田亀太郎という人でした。

彼は出っ歯であったことから、「出っ歯の亀太郎」というあだ名で呼ばれていました。

しかしこの池田亀太郎が殺人事件を起こすと、その事件は大きく報道され、彼の異名が広く知られるようになりました。

この「出っ歯の亀太郎」の略として「出歯亀」という言葉が生まれ、その後、のぞき魔や変態を指す意味で一般的に使用されるようになったのです。

【出歯亀】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。

項目	説明・内容
言葉	出歯亀（でばがめ）
基本の意味	のぞき魔や変態
語源の時代	明治時代
関連人物	池田亀太郎（植木職人、湯のぞきの常習者）
あだ名の由来	彼は出っ歯であり、「出っ歯の亀太郎」と呼ばれていた
事件の影響	池田亀太郎が殺人事件を起こし、その異名が広く知られるようになった
言葉の成り立ち	「出っ歯の亀太郎」の略として「出歯亀」が生まれ、のぞき魔や変態を指す意味で使用されるようになった