どうどうめぐり【堂々巡り】の語源・由来

「堂々巡り」という言葉は、何度も同じことを繰り返すことから、進展がない状態を指す言葉として使われます。

その背景には、仏堂や神社の堂を参拝の際に何度も巡るという行為が由来としています。

「堂」という言葉は、仏を祭る建物や、神を祭る建物を指します。

昔の人々は、祈願や願いを叶えるために、これらの堂を何周も巡る習慣がありました。

このように何度も堂を巡る行為から、同じことを繰り返すが進展や結果が出ないことを「堂々巡り」と表現するようになったのです。

さらに、この表現は時に、国会の採決方法の一つである演壇上の投票箱に向かっての投票の方法を指すこともあり、その際にも「堂々巡り」と俗に呼ばれることがあるようです。

【堂々巡り】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明・内容
言葉 堂々巡り
意味 何度も同じことを繰り返し、進展がない状態
由来の行為 仏堂や神社の堂を参拝の際に何度も巡る
「堂」の意味 仏を祭る建物や、神を祭る建物
習慣の背景 昔の人々は、祈願や願いを叶えるために、堂を何周も巡る習慣があった
言葉の成り立ち 何度も堂を巡る行為から、進展や結果が出ない状態を「堂々巡り」と表現するようになった
追加情報 国会の採決方法の一つ、演壇上の投票箱に向かっての投票の方法を指すこともあり、その際にも「堂々巡り」と俗に呼ばれることがある

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