ぞうり【草履】の語源・由来

【意味】
藁・竹皮・藺(い)などを編んでつくり、緒をすげた履物。材料・製法・用途などにより種類も多い。じょうり。

【語源・由来】
「草履」は、古代中国で藁の履物を表した語。日本では、古くは、奈良時代の「西大寺資材流記帳」に見られることから、奈良時代には使われていたようだ。平安時代の辞書「和名抄」には、「草履 佐宇利」とあり、「日葡辞書」では、「ジャウリ」と書かれていることから、「サウリ」が「ジャウリ」になり、「ゾウリ」になったと考えられる。

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