ソバ【蕎麦】の語源・由来

【意味】
①タデ科の一年生作物。原産地は東アジア北部とされ、中国・朝鮮から日本に渡来。中国・ロシアに多く栽培。品種が多く夏ソバ・秋ソバに大別。茎は赤みを帯び、花は白、時に赤。収穫までの期間が短く、荒地にもよく育つ。果実の胚乳でそば粉を製する。
②ソバキリの略。蕎麦粉・小麦粉をこねて細く線状に切った食品。ヤマイモ・卵白などをいれることもある。ゆでて、つゆをかけ、またはつゆに浸して食べる。

【語源・由来】
「そば」は、「そばむぎ」を略した語。「そば」は、角(かど)の有るという意で、「とがったところ」「物のかど」の意の「稜」が由来。ソバの実が突起状になっていることから。江戸時代以前は、蕎麦粉に熱湯を加えた「そばがき」を「そば」と呼んだが、江戸時代以降、そばを細く切るようになり、「そばきり」と呼ばれた。

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