うよく【右翼】の語源・由来

「右翼」は、基本的に保守的な思想や行動を指す言葉として使われます。

この用語の語源は、18世紀末に起きたフランス革命の時代にさかのぼります。

当時の国民議会において、保守派であるジロンド党のメンバーは、議場の議長から見て右側に座っていました。

一方で、より急進的なジャコバン党のメンバーは、左側に座っていたのです。

この配置が後に象徴的な意味を持つようになり、保守的な思想や立場を「右翼」と呼び、急進的または進歩的な思想や立場を「左翼」と呼ぶようになりました。

このように、「右翼」という言葉はフランス革命当時の政治的な配置から生まれ、その後、世界中で保守的な思想や運動を指す用語として定着しています。

うよく【右翼】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「右翼」という用語の意味、語源、対義語、歴史的背景、およびその国際的な影響についてカンタンにまとめます。
項目 詳細・内容
意味 保守的な思想や行動を指す。
語源 18世紀末のフランス革命。当時の国民議会で保守派(ジロンド党)が議場の右側に座っていたことから。
対義語 左翼(急進的または進歩的な思想や行動を指す)
歴史的背景 フランス革命時代の政治的配置が象徴的な意味を持つようになり、この言葉が生まれた。
国際的な影響 フランス革命以後、世界中で保守的な思想や運動を指す用語として定着している。

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