とらのまき【虎の巻】の語源・由来

「虎の巻」という言葉は、秘伝の書や参考書を指す表現として使用されます。

この表現の起源は、古代中国の兵法書「六韜(りくとう)」に由来しています。

この「六韜」は、様々な戦略を解説した六つの編から成り立っており、その中の一つが「虎韜」です。

この「虎韜」の編では、どんな危機的な状況になっても敵を恐れずに立ち向かう方法について述べられています。

また、虎は武勇や強さの象徴とされているため、「虎韜」の名前がつけられました。

この「虎韜」が日本に伝わった際、秘密の手引きや指南書の意味で「虎の巻」という表現として使われるようになり、現代においてもその意味で広く用いられています。

【虎の巻】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 内容
ことわざ 虎の巻
意味 秘伝の書や参考書
起源 古代中国の兵法書「六韜(りくとう)」
「六韜」の内容 様々な戦略を解説した六つの編から成り立っている
「虎韜」の内容 どんな危機的な状況でも敵を恐れずに立ち向かう方法についての解説
虎の象徴 武勇や強さ
日本での解釈 秘密の手引きや指南書の意味で「虎の巻」として使われる
現代での使用 秘密の手引きや指南書という意味で広く用いられる

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