とっさ【咄嗟】の語源・由来

「咄嗟」という言葉は、一瞬の間や瞬間を意味する言葉として日常の中でよく用いられます。

また、元々は舌打ちして嘆くことや息を吐くことを指す意味でも使われていました。

この言葉の語源を探ると、実は中国語から来ています。

その中での「咄」と「嗟」の二つの文字は、どちらも驚きや感じたことを思わず声に出してしまう、といった瞬時の行為や感情を表現する音を意味しています。

この、一瞬での出来事や瞬間的な反応を表す特性から、「咄嗟」という言葉は「ちょっとの間」や「たちどころ」、すなわち「瞬間」という意味を持つようになったのです。

とっさ【咄嗟】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。

項目	説明
現在の意味	一瞬の間や瞬間。
元の意味	舌打ちして嘆くことや息を吐くこと。
語源	中国語から来ている。
文字の意味	「咄」と「嗟」は、驚きや感じたことを思わず声に出してしまう、といった瞬時の行為や感情を表現する音を意味する。
意味の変化	一瞬での出来事や瞬間的な反応を表す特性から、「瞬間」という意味を持つようになった。