テッセン【鉄線】の語源・由来

【意味】
①鉄のはりがね。
②キンポウゲ科の落葉蔓草。中国原産。茎は針金のように強い。葉柄で他物に巻き付く。葉は対生し、長柄がある。初夏、葉腋に大きな白色または淡青紫色の六弁花を開く。雄しべは暗紫色。園芸品種が多い。観賞用。根は漢方生薬の「威霊仙」で、鎮痛薬。鉄線花。

【語源・由来】
「鉄線」は、茎が針金のように強いことからこの名が付けられた。原産地中国では、「鉄線蓮」と呼ばれる。日本には、1661年~1671年頃伝わったとされる。「鉄線」はクレマチスの仲間で、クレマチスを指して「鉄線」と呼ぶこともあるが、本来「鉄線」は、中国原産のものだけを指す。

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