たまむしいろ【玉虫色】の語源・由来

「玉虫色」という言葉は、色の変わることからあいまいさやはっきりしない様子を表す表現として使われます。

この言葉の由来は、タマムシという甲虫にあります。

タマムシはタマムシ科に属する甲虫で、特徴的なのはその独特な羽の色彩です。

この甲虫の羽は、光の当たる角度によって、緑や紫など様々な色に変わります。

その美しさから、古くから装飾品として利用されていました。

このタマムシの羽が持つ独特の色変わりから、特定の色に決めきれない、あるいは見方によって変わるあいまいな様子を指して「玉虫色」という言葉が生まれました。

従って、この言葉は色の変わりやすさをもとに、はっきりしない、どちらとも取れるような状態を表現するのに適しています。

【玉虫色】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「玉虫色」に関する詳細や背景に関して他の情報をカンタンにまとめます。
項目 詳細
基本の意味 色の変わることから、あいまいさやはっきりしない様子を示す表現。
由来 タマムシという甲虫の羽の独特な色彩変化。
タマムシの特徴 光の当たる角度により、緑や紫などの色に変わる羽を持つ。
古くからの利用 タマムシの美しさから、装飾品として使われていた。
言葉の成立背景 タマムシの羽の色変わりから、「玉虫色」は特定の色に決めきれないあいまいな様子を指す言葉として生まれた。
現代での使用 色の変わりやすさを基に、はっきりしない状態やどちらとも取れるような状態を表現するのに用いられる。

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