たいこばん【太鼓判】の語源・由来

「太鼓判」という言葉は、元々は太鼓のように大きな印判のことを指し、それが転じて確実な保証を意味するようになりました。

この言葉の背後には、江戸時代以前に甲州で作られた一分金という貨幣の形状が関連しています。

一分金は丸く、その周囲には太鼓の皮留めに似た特徴的なボツボツという装飾が施されていました。

この一分金が揺れる時に出る音や、その独特のデザインが「太鼓」を思わせることから、「太鼓判」という名前が付けられました。

そして、その特徴的な形状が確実な証明や保証の象徴として捉えられるようになり、今日に至るまでその意味で使われるようになったのです。

【太鼓判】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「太鼓判」という言葉の意味や起源に関する重要なポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明
言葉の意味 元々は太鼓のような大きな印判を指し、後に確実な保証や証明の意味として使用されるようになった
起源 江戸時代以前の甲州で作られた一分金の形状と関連
一分金の特徴 丸く、太鼓の皮留めに似たボツボツという装飾が施されている
「太鼓判」の名前の由来 一分金の形状や音が太鼓を連想させることから名付けられた
現代の使用 確実な証明や保証の象徴としての意味で使われる

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