ススキ【芒・薄】の語源・由来

【意味】
①群がって生える草の総称。
②イネ科の多年草。土手・荒地などにしばしば大群落をつくる。毎年、宿根から新芽を生じ、高さ2mに達する。秋、十数本の側枝のある黄褐色の花穂を出す。小穂の下部に絹糸様の白毛がある。「尾花」と称し、秋の七草の一つ。茎・葉は葺くのに用いる。シマススキなど、観賞用の園芸品種もある。振袖草。

【語源・由来】
「ススキ」の「スス」は「ササ(笹)」に通じ、それが変化したもの、また、「細い」の意の「ささ(細小)」が変化したものとされる。「キ」は草や茎の意味。別名の尾花(オバナ)は、風になびくさまが、動物の尾のように見えることから。

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