すだれ【簾】の語源・由来

【意味】
①細く割った竹や細い葦を糸で編み列ねて垂らすもの。部屋の内外を隔て、また日光などをさえぎるのに用いる。古くは牛車や輿(コシ)にもかけた。簾(す)。御簾(みす)。垂簾(たれす)。
②横縞の織物。
③郡内織で染色のときに生ずる斑点。むら。ぶち。

【語源・由来】
「簾」は、「簀(す)」+「垂れ(たれ)」から成る語。「簀」は篠竹・葦または割竹であらく編んだむしろのことで、葦簀(よしず)や簀子(すのこ)を指す語でもある。「簀」は、「透く」「隙」などの意の「す」。

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