しちめんどう【七面倒】の語源・由来

「七面倒」という言葉は、非常に面倒くさいことや複雑なことを示す表現として使われます。

まず、「七面倒」の中での「しち」は、「七」という数字を指しています。

しかし、この場合の「七」は具体的な数を示すものではなく、強調や増幅の意味で使われています。

日本語の中には、何かを強調するために数字を使った表現がいくつか存在しています。

例えば、「三度目の正直」といった言葉も、実際には「3回目」という具体的な数を示しているわけではなく、何度も試みた結果としての成功を強調しています。

次に、「面倒」という言葉は、煩わしいことや面倒なことを指すものです。

したがって、「七面倒」という言葉は、「面倒」を強調した言葉として、非常に面倒くさい、または非常に複雑な状況や事態を指して使用されます。

結論として、七面倒の「七」は「面倒」を強める意味で使われており、文字通りに「7つの面倒」という意味ではなく、非常に煩わしいさまを表現するための言葉となっています。

【七面倒】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「七面倒」という言葉に関する重要ポイントをカンタンにまとめます。

ポイント	説明
「七」の意味	「七」という数字は具体的な数を示すものではない。強調や増幅の意味で使用される。
他の例	日本語には数字を使って何かを強調する表現がいくつか存在。例:「三度目の正直」は実際の「3回目」を指すわけではない。
「面倒」という言葉	煩わしいことや面倒なことを指す。
「七面倒」の全体的な意味	非常に面倒くさい、または非常に複雑な状況や事態を指す表現。
結論	「七」は「面倒」を強調する意味で使われ、文字通りの「7つの面倒」ではない。