「忍び返し」は、塀や壁の上に取り付けられた泥棒や不審者の侵入を防ぐための装置を指します。
この装置には、とがった竹や釘などが使用され、侵入者がその上に乗ると怪我をして侵入をあきらめるようになっています。
言葉の由来に関して、『忍び』の部分は、日本の古来の隠密である「忍者」を指す言葉の略で、忍者は不法な侵入や潜入を得意としていました。
この「忍び返し」は、そういった忍者のようにこっそりと侵入しようとする者たちを防ぐためのものであるという意味合いから、この名がつけられました。
【忍び返し】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「忍び返し」という装置の目的、特徴、及び名前の由来に関する要点をカンタンにまとめます。
ポイント | 説明 |
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基本的な意味 | 塀や壁の上に取り付けられる、侵入者防止の装置。 |
装置の特徴 | とがった竹や釘などが使用され、侵入者が怪我をするように設計されている。 |
言葉の由来 – “忍び” | 「忍者」を指す言葉の略。忍者は不法な侵入や潜入を得意としていた。 |
名前の背景 | 忍者のようにこっそりと侵入しようとする者を防ぐ目的で使用されるため、この名がつけられた。 |