「及び」という言葉は、主に「また」や「並びに」という意味で使われる接続詞です。
この語の由来は、漢字「及」を「および」と訓読したものであり、基本的に漢文訓読の際に使われる形です。
この漢字は動詞「及ぶ」に関連しており、「及ぶ」の連用形を直訳として当てました。
そのような使い方が一般化したのは、平安時代の中期以降とされています。
つまり、この語は漢字文化と日本語が交錯する過程で生まれ、接続詞としての役割を果たすようになったわけです。
それが今日でも、文や文章で頻繁に見かける形となっています。
および【及び】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「及び」という言葉の基本的な意味、語源、時代的な変遷、そして現代での使用についてカンタンにまとめます。
ポイント | 説明 |
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基本的な意味 | 主に「また」や「並びに」という意味で使われる接続詞。 |
語源 | 漢字「及」を「および」と訓読したもの。関連する動詞は「及ぶ」。 |
時代的な変遷 | 平安時代の中期以降に一般化。漢字文化と日本語が交錯する過程で生まれた。 |
現代での使用 | 文や文章で頻繁に見かける形となっている。 |