おぼえる【覚える】の語源・由来

【意味】
①自ずとそう思われる。感じる。意識する。
②心に思い浮かべられる。思い出される。
③似る。
④他人からそのように思われる。
⑤思い出して話す。
⑥学んで知る。教えられて習得する。
⑦(「憶える」とも書く)忘れずに、心にとどめる。記憶する。
⑧肝に銘ずる。

【語源・由来】
「おぼえる」は、古語「おぼゆ」からで、「おぼゆ」は、「自然に思われる」という意味の「思ほゆ(おもほゆ)」が転じたもの。「ゆ」は、元、上代の助動詞。「恐怖を覚える」などが、この用法にあたる。これが、後に、「心に思い浮かべる」「思い出される」という意味になり、「記憶する」「習得する」という意味になった、

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