ぬかよろこび【糠喜び】の語源・由来

「糠喜び」という言葉は、期待外れで、一時的な喜びが実は無駄に終わる状況や、その短い期間の喜びを指す表現です。

「糠」は、玄米を白く精製する際に出る、種の皮や胚芽の粉のことを指します。

この「糠」は、その微細で柔らかい特性から、形容詞的な役割で「はかない」や「頼りない」、さらには「むなしい」といった意味を示す言葉として使われることがありました。

そこから、「糠喜び」は、一時的で結果的には価値のない喜びを意味するようになりました。

【糠喜び】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「糠喜び」という言葉の主な意味、語源、および「糠」の意味や特性に関するポイントをカンタンにまとめます。

項目	説明・内容
単語	「糠喜び」
主な意味	期待外れで、一時的な喜びが実は無駄に終わる状況や、その短い期間の喜び
「糠」の意味	玄米を精製する際に出る、種の皮や胚芽の粉
「糠」の特性	微細で柔らかい
「糠」の役割	形容詞的な役割で「はかない」「頼りない」「むなしい」といった意味
語源	一時的で価値のない喜びを意味