ニスの語源・由来

「ニス」は、元々木工品などに塗られる透明な塗料で、湿気を防ぎながら光沢のある被膜を形成するものを指します。

この言葉の背景には、樹脂を溶剤に溶かした塗料「ワニス」という名前があります。

「ワニス」の名前は、英語の「Varnish」やオランダ語の「vernis」からきています。

これらの外国語の言葉が日本に伝わる過程で「ワニス」という名前に変わりました。

そして、時間が経つにつれて、この「ワニス」が短縮され、「ニス」という名前で一般的に呼ばれるようになったのです。

また、この「ワニス」の機能や特性から、日本語で「仮漆」という当て字も使われることがあります。

「ニス」の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「ニス」や「ワニス」の名前の由来や関連する情報をカンタンにまとめます。

項目	詳細・説明
ニスの特性	木工品に塗る透明な塗料。湿気を防ぎ、光沢のある被膜を形成する。
「ワニス」の起源	樹脂を溶剤に溶かした塗料の名称。
外国語の由来	英語の「Varnish」やオランダ語の「vernis」が起源。
日本への伝わり方	外国語が日本に伝わる過程で「ワニス」という名前に変化。
「ワニス」から「ニス」へ	時間が経過し、「ワニス」が短縮され、「ニス」として一般的に呼ばれるようになった。
当て字	「ワニス」の機能や特性から、「仮漆」という当て字が用いられることがある。