ね・ねどし【子・子年】の語源・由来

「子」は、十二支の中で最初の位に位置するものとして認識されており、この象徴として動物の鼠が当てられています。

また、方角としての「子」は北を示し、時刻としては真夜中の12時頃や、大体午後11時から午前1時の間を指します。

語源に関して、本来は「し」と読まれる「子」の意味は「ふえる」、つまり増える、繁殖するという意味に由来します。

これは新しい生命が種子の中で始まりを迎える状態、つまり子孫を増やすイメージを表しています。

鼠が「子」の象徴として選ばれた背景には、十二支の教えをより多くの庶民、特に学問に疎い人々にも広めるという意図があったとされています。

しかし、なぜ鼠が最初の位に選ばれたのか、また、その選び方や順序についての具体的な理由は、詳しくは伝えられていません。

【子・子年】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「子」に関連する様々なポイントや意味、背景をカンタンにまとめます。