【意味】
①広くネズミ目(齧歯類)のネズミ亜目、またリス亜目のホリネズミ、さらにモグラ目のトガリネズミを含む小形哺乳類の総称。480以上の属、約2300種を含み、種類としては哺乳類の約3分の1.そのうちネズミ亜目ネズミ科はカヤネズミ・クマネズミ・アカネズミ・ハツカネズミなどの属を含む。普通はドブネズミ・クマネズミなどのイエネズミをいう。
②鼠色の略。
③ひそかに害をなすもののたとえ。
【語源・由来】
「ネズミ」は、人間の食べ物を盗んで食べることから、「ネ」は「ヌ」に通じ「盗み(ヌスミ)」の意味からという説、夜、寝ている間に盗みをする生き物という意味で、「寝盗」からという説、暗いところにすむ生き物ということから、「ネ」は「根の国」、「スミ」は「棲む」からとする説など諸説ある。