きわめつき【極め付き】の語源・由来

「極め付き」という言葉の語源は、書画、骨董、刀剣などの鑑定書に付いている「極め書き」から来ています。

この「極め書き」は、専門家や鑑定士がその品物の価値や品質を保証するために書かれる文書であり、これが付いていることでその品物の価値や品質が認められたとされます。

そこからこの言葉は転じて、「保証付き」や「定評がある」といった意味で使われるようになりました。

面白いことに、「極め付き」はもともとプラスイメージの言葉として生まれましたが、現代では「極め付きの悪党」などといった形で、マイナスイメージにも使われることがあります。

このように、言葉はその使い方によって、さまざまなニュアンスを持つことができるわけです。

【極め付き】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「極め付き」という言葉の語源、意味、そしてその多面性についてカンタンにまとめます。
重要ポイント 説明
語源 「極め付き」の語源は、書画や骨董、刀剣などの鑑定書「極め書き」から来ている。
「極め書き」の役割 専門家や鑑定士が品物の価値や品質を保証するために発行する文書。
意味の変化 もともとは「保証付き」や「定評がある」といったプラスの意味で使われていた。
多面性 現代では「極め付きの悪党」など、マイナスの意味で使われることもある。

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