【意味】
①考え定めること。かんてい。
②金銭出納または物の数量の計算。
③代金を支払うこと。また、その代金。
④見積り。考慮。
⑤簿記における記録・計算の単位。複式簿記では、資産・負債・資本・収益・費用のしょこう諸項目の増減が、同一種類または同一名称の勘定ごとに記録・計算され、残高が確定される。
⑥勘定衆の略。
【語源・由来】
「勘定」の「勘」は「考える」、「定」は「決める」の意味。元々、いろいろ考え合わせて決めたことを意味した。 古くは日本でも考え定めるという意味で用いられたが、平安時代には、物や数量を表すようになり、江戸時代に支払いの意味が生じた。