【意味】
カッコウ目カッコウ科の鳥。ハトよりやや小型。ほぼ灰褐色で腹には白地にタカに似た細く密な横斑がある。鳴き声は「かっこう」と響く。夏、日本に渡来し、モズ・ホオジロ・オオヨシキリ・オナガの巣中に托卵し、これらの鳥を仮親として哺育される。なお、カッコウ科(旧称ホトトギス科)は、世界に約150種。また、古来、和歌などで「ほととぎす」に「郭公」を当てた。閑古鳥。呼子鳥。ふふどり。がっぽうどり。
【語源・由来】
「かっこう」という鳴き声から「カッコウ」と呼ばれる。漢字表記の「郭公」は漢名から。鳴き声に由来するのは、日本だけでなく、様々な国の言語で見られる。