か【蚊】の語源・由来

【意味】
ハエ目カ科の昆虫の総称。体・翅・脚ともに細くか弱い。体は褐色または黒褐色で、白い紋のあるものが多い。飛ぶとき、羽音を発する。口吻は吸収に適し、雌は人畜を刺しその血を吸い、マラリアや日本脳炎などの伝染病を媒介するものがある。世界に約2000種。幼虫は「ぼうふら」。

【語源・由来】
「か」の語源には諸説あり、羽音がうるさいことから「かしましき」の略、「喧・囂(かま)」の下略という説がある。また、他にも、見た目の小ささから「細(か)」からとする説、「かぶれ」や「痒い」の「か」からとする説、「噛む」からとする説がある。「蚊」という漢字は、「ぶん」とも読み、「蚊」の飛ぶ音が「ブーン」と聞こえる事からといわれている。

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