いもづるしき【芋蔓式】の語源・由来

「芋蔓式(いもづるしき)」という言葉は、一つの事柄に関連して次々と多くのことが明らかになる様子を表す表現です。

この言葉の語源は、さつま芋や他の芋類の生長の特性に由来しています。

具体的には、芋の蔓(つる)を引っ張ると、その蔓に沿って次々と新しい芋が連なって出てくる特性が、この表現の由来です。

この言葉が生まれたのは昭和初期であり、それ以降、一つの出来事や情報から続々と関連する事柄が明らかになる現象を説明する際に使われるようになりました。

言い換えれば、初めは一つの事柄しか知らなかったが、その事柄を探求することで次々と新しい事柄が明らかになる、といった状況に非常に適した表現です。

芋の生長パターンがこのような現象を象徴的に表しているため、「芋蔓式」という形で言葉として定着したのです。

【芋蔓式】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「芋蔓式(いもづるしき)」という表現の語源、意味、使用文脈などをカンタンにまとめます。
項目 説明
表現 芋蔓式(いもづるしき)
基本的な意味 一つの事柄から次々と多くの関連する事柄が明らかになる様子
語源 芋(特にさつま芋)の生長特性。蔓(つる)を引っ張ると、新しい芋が次々と出てくる
生まれた時代 昭和初期
使用文脈 一つの出来事や情報から次々と関連する事柄が明らかになる状況
象徴的意味 芋の生長パターンが、一つの情報や事柄から多くの新しい情報や事柄が次々と明らかになる現象を象徴的に表している

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