えこひいき【依怙贔屓】の語源・由来

“依怙贔屓”（えこひいき）は、特定の人や物事を不公平に優遇するという意味で使われる日本語の四字熟語です。

この言葉は、それぞれ独立した二つの部分「依怙」と「贔屓」から構成されています。

「依怙」の部分には「頼りにするもの」という意味があり、特に「怙」は「頼りにする」を意味します。

一方で「贔屓」は、特に気に入った人やものを引き立てたり、優遇するという意味があります。

この四字熟語は江戸時代初期から用いられており、特定の人や事を不公平に優遇する行動や態度を表現するのに使われます。

それぞれの単語が持つ意味合いから、この言葉全体で「頼りにする人物や事に対して特別な優遇を施す」というニュアンスが成り立っています。

総じて、「依怙贔屓」はある人やものに対して偏った好意や支持を示す、という点でよく使われる表現です。

えこひいき【依怙贔屓】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「依怙贔屓」の基本的な意味、構成要素、歴史的背景、およびその用途についてカンタンにまとめます。

項目	説明
基本概念	「依怙贔屓」（えこひいき）は、特定の人や物事を不公平に優遇する意味の日本語四字熟語です。
構成要素	この言葉は「依怙」と「贔屓」の二つの部分から構成されています。
「依怙」の意味	「頼りにするもの」という意味があり、「怙」は「頼りにする」を意味します。
「贔屓」の意味	気に入った人やものを引き立てたり、優遇するという意味があります。
歴史	江戸時代初期から用いられ、特定の人や事を不公平に優遇する行動や態度を表現するのに使われます。
総意	それぞれの単語が持つ意味から、「頼りにする人物や事に対して特別な優遇を施す」というニュアンスが成り立つ。