でいすい【泥酔】の語源・由来

「泥酔」という言葉は、正体を失うほど酒に酔う状態を表す言葉として知られています。

この言葉の背後には、南海に生息する伝説の虫「泥」という生物が関わっています。

この「泥」という虫は、古代の文献『異物志』にも記述されており、骨がなく、水分を失うと酔った状態になり、その姿が泥のように変わるとされています。

この特性から、人が酒に酔って正体を失う様子が、この「泥」の虫の変わる姿に似ていると考えられたのかもしれません。

そうした比喩を通じて、「泥酔」という言葉が生まれたとされています。

このように、自然や伝説を元にした言葉の成り立ちが、私たちの日常の中で使用される言葉に繋がっていることがわかります。

でいすい【泥酔】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「泥酔」という言葉の起源や背景をカンタンにまとめます。
項目 詳細
基本の意味 正体を失うほどの酒に酔う状態。
言葉の由来 南海の伝説の虫「泥」。
「泥」の特性 骨がなく、水分を失うと酔った状態になり、姿が泥のように変わる。
古代の文献 『異物志』に「泥」に関する記述がある。
言葉の成り立ちの理由 人が酒に酔って正体を失う様子が、「泥」の虫の変わる姿に似ているため。

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