ちょうけし【帳消し】の語源・由来

「帳消し」とは、元々勘定が完了した際や返済が終わったときなど、帳面上の記載を消す行為を指していました。

具体的には、帳面にある記載が不要となった際に、棒線を引いて消すことからこの言葉が生まれました。

この具体的な行為が転じて、金銭的な貸し借りや債務が無くなる、あるいは損得や功罪が互いに打ち消される状態を指すようになりました。

つまり、帳消しは、何らかの負債や義務が存在しない状態を示す言葉として用いられるようになったのです。

【帳消し】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。

項目	説明・内容
言葉の名前	帳消し
元々の意味	帳面上の記載を消す行為。
由来	帳面にある不要な記載を、棒線を引いて消すことから。
現代の使用例	金銭的な貸し借りや債務が無くなる、あるいは損得や功罪が互いに打ち消される状態を指す。
総括	「帳消し」とは、何らかの負債や義務が存在しない状態を示す言葉として使われるようになった。