がめついの語源・由来
「がめつい」という言葉は、一般に欲深いや抜け目ないという意味で使われますが、この言葉の語源は比較的新しいとされています。 特に昭和34年(1959年)に初演された菊田一夫の戯曲「がめつい奴」がこの言葉の普及に大きく影響を...
「がめつい」という言葉は、一般に欲深いや抜け目ないという意味で使われますが、この言葉の語源は比較的新しいとされています。 特に昭和34年(1959年)に初演された菊田一夫の戯曲「がめつい奴」がこの言葉の普及に大きく影響を...
【意味】 支払いを各自が分担すること。 【語源・由来】 「割り前勘定」の略。「割り前」は各人に割り当てる額、または頭割りのこと。明治時代初期に用いられるようになった。
【意味】 料金が無料、ただのこと。 【語源・由来】 漢字の「只」をカタカタの「ロ」「ハ」に分解したもの。
【意味】 役に立たないもの・こと。ローズ。 【語源・由来】 本来はきずついたり壊れたりして売り物にならなくなった商品のこと。薬用植物の根・茎などで、役に立たない部分をいう「蘆頭」の転といわれている。
【意味】 罪を犯すこと。 【語源・由来】 警察や犯罪者の隠語。山には鳥獣などの獲物があることからいう。
【意味】 危ない。危険である。 【語源・由来】 もとは的屋や盗人などの隠語。「やば」は「厄場(やば)」で、牢屋や看守のことを示す隠語。江戸時代には、法に触れたり、危ないといった意味で「やばなことをしでかす」と使用されてい...
【意味】 東京で青物市場のこと。 【語源・由来】 「やっちゃやっちゃ」という競りの掛け声から。「やっちゃ」という掛け声は、事がうまく運んだ時や、ほめそやす時、驚いた時などに発する語で、役者をほめる時にも用いられた。やっち...
【意味】 麻薬のこと。 【語源・由来】 警察や非合法組織の隠語から。麻薬中毒は「ヤク中」という。
【意味】 顔。人相。面識。 【語源・由来】 やくざ・的屋・泥棒などの隠語から。「面が割れる」(犯人などの顔がわかること。警察の隠語)
【意味】 少女。寺の囲い女。 【語源・由来】 僧の隠語。「妙」の字を分解すると「少」「女」となることから。同様に、宮中や寺院で裁縫をする少女を「針妙(しんみょう)」といった。
【意味】 程度の低い女性や子供。また、流行に同調しやすい人を卑しめていう語。 【語源・由来】 「みいちゃんはあちゃん」の略。「みいちゃんはあちゃん」は昭和初期の流行語で、「み」や「は」ではじまる女性の名が多かったことから...
【意味】 ①すぐれていること。美しいこと。 ②本物であること。 【語源・由来】 もとは、芝居物・的屋・泥棒などの隠語。江戸時代には、仕事などがうまくいく意で使われた。形容詞化した「まぶい」も使われる。江戸時代には既に盗賊...
【意味】 法外な料金を要求する。不当な利益をむさぼる。 【語源・由来】 一九一八(大正七)年、米の価格が暴騰し、全国各地で米騒動が起き、その際に出された「暴利(ぼうり)取締令」の「暴利」を動詞化した言葉。「ぼられる」と受...
【意味】 容疑者。または犯人。 【語源・由来】 警察の隠語。
【意味】 技術や腕前が劣ること。 【語源・由来】 「平凡」の転か。主に俗語を集めた江戸末期の国語辞典『俚言集覧(りげんしゅうらん)』には、「へぼ、下濁、下手をヘボと云う」とある。へぼが形容詞化された「へぼい」も使われる。
【意味】 平気なさま。何とも思わないさま。 【語源・由来】 もとは「へいちゃら」。「平気」の「へい」にでたらめの意の「ちゃら」を合わせた語。
【意味】 酒のこと。 【語源・由来】 僧の隠語。「般若」は仏教の言葉で、根源的な叡智の意。
【意味】 仲間外れ。 【語源・由来】 取り除くことをう「省き」からといわれる。掟を破ったものに制裁を加える「村八分」からともいわれている。
【意味】 金曜日のこと。 【語源・由来】 「花の金曜日」の略。土曜日、日曜日の二日間の休みを控え、心おきなく楽しめることから。週休二日制の導入により生まれた言葉。
【意味】 商品を不正ルートで極端に安く仕入れて売ること。 【語源・由来】 古道具屋の隠語から。「ばったり」ともいう。
【意味】 ピストルのこと。 【語源・由来】 警察などの隠語。銃弾を「はじく」ことから。「ぱちんこ」ともいう。
【意味】 よい。美しい。 【語源・由来】 的屋の隠語。とくに美人をいう。「舶来(はくらい)」の略からといわれている。
「ねた」という言葉は、もともと「たね(種)」という言葉の倒語として生まれました。 「たね」は原料や材料、何かを始めるきっかけや元となるものを指す言葉です。 倒語とは、言葉の音節の順番を逆にして新しい言葉を作る手法であり、...
「どんぱち」という言葉は、抗争や戦争の様子を表す言葉として使われます。 この言葉の根底には、銃やピストルが発砲されるときの音を模倣した擬音語があります。 具体的には、ピストルや銃が撃たれる時の響きや音を「どんぱち」と言葉...
「どや」は、宿屋や簡易旅館を指す言葉として使われますが、この言葉の起源は泥棒や芸人の隠語にあります。 具体的には、「やど」という言葉を倒して「どや」と発音したものです。 「やど」は宿や宿泊場所を意味するので、この言葉を逆...
「どたキャン」という言葉は、予定や約束を直前に取り消す行為を指すものです。 この言葉の成り立ちは、「土壇場」という言葉の「どた」と、英語の「キャンセル」を意味する「キャン」の2つの部分から成り立っています。 具体的に、「...
「藤四郎」は「素人」を意味する言葉として使われます。 この言葉の起源は、「しろうと」という言葉の倒語から来ています。 言葉を倒して「とうしろ」となり、それを人名のように聞こえる形にアレンジして「藤四郎」という言葉が生まれ...
「的屋」という言葉は、縁日や祭りなどで見世物や露店で商売をする人々を指す言葉として使われています。 この言葉の語源にはいくつかの考えられる由来があります。 まず、「的」は的を射るもの、すなわち目標を指す言葉として使われて...
「でか」という言葉は、刑事を指す隠語として明治時代に泥棒仲間の中で生まれました。 その頃の刑事巡査は制服を着ることなく、和服、特に「角袖」というスタイルの服を着ていました。 この「角袖巡査」や単に「角袖」から取った倒語を...
「チンピラ」という言葉は、もともと一人前になりたいと顔をして大人ぶる者を揶揄して使われる言葉でした。 大正から昭和の時代にかけて、この言葉は「子どものスリ」という意味の隠語として泥棒の間で使われました。 大阪の方言には「...