はだかいっかん【裸一貫】の語源・由来
【意味】 裸一貫とは、元手となるのは自分の体だけで、他に頼るものがないこと。 【語源・由来】 「貫」は昔の貨幣の単位で、「一貫」は一〇〇〇文(江戸時代には約九六〇文)だった。明治以降、一貫は俗に一〇銭の意で使われたことか...
【意味】 裸一貫とは、元手となるのは自分の体だけで、他に頼るものがないこと。 【語源・由来】 「貫」は昔の貨幣の単位で、「一貫」は一〇〇〇文(江戸時代には約九六〇文)だった。明治以降、一貫は俗に一〇銭の意で使われたことか...
【意味】 打つ手のないこと。 【語源・由来】 陰陽道で、どの方角に向かって事を行っても不吉な結果が予想されること
【意味】 大げさにふるまって実際以上に見せようとすること。 【語源・由来】 賭場で客に勝負を促す「張ったり張ったり」という掛け声からとする説など諸説ある。「張る」は殴る意で、そこから殴って脅したりゆすったりすることを「は...
【意味】 他人の言動に非難やからかいの言葉をかける。 【語源・由来】 半畳は、江戸時代の芝居小屋で敷く畳半分ほどのござのこと。現在の座席指定料のようなもので、観客が入場料として半畳を買い、これを敷いて見物していた。役者が...
【意味】 はかりごとを言葉や行為に出さず、腹の中で企むこと。また、直接言葉で指示するのではなく度胸や迫力で物事を処理すること。また、そういうやり方。 【語源・由来】 芝居で、役者がせりふや動作に出さず、感情を内面的におさ...
【意味】 人生で最も華々しい状況。また、人生の最後の花。 【語源・由来】 歌舞伎の劇場で、舞台の下手から観客席を縦に貫く通路のこと。役者が登場したり、退出したりするときに用いる。六方をふんだり見得を切ったりと、見せ場があ...
【意味】 色合いや性格が華美なこと。人目を引くこと。 【語源・由来】 「映え手(はえて)の変化した語とする説や三味線で、従来の演奏方法を破った新様式の曲風を「破手(はで)」といい、非常ににぎやかなもので、それが転じたとい...
【意味】 隠していた正体や、悪事がバレることのたとえ。 【語源・由来】 「馬脚」は、芝居で馬の脚を演じる役者のこと。馬の脚を演じる役者が芝居中にうっかり姿を現すことから、隠しておいたことが明らかになることを言うようになっ...
【意味】 強い言葉で励ましたり、けしかけたりする。 【語源・由来】 「発破」は、鉱山や土木工事で、 ダイナマイトなどの火薬をしかけて爆破すること。またそれに使用する火薬類のこと。転じて、荒っぽい言葉ややり方で励ます意味で...
【意味】 自分の長所を並べた言葉。自己宣伝文句。 【語源・由来】 「箔」は金や銀、銅などの金属をたたいて、紙のように薄く伸ばしたもの。これが非常に高価であったことから、「箔が付く」で値打ちが上がる意味になった。
【意味】 調子に乗って限度を超えること。 【語源・由来】 「羽目」は、馬を制するために口に噛ませる「馬銜(はみ)」が転じたものといわれ、「馬銜」は「食み(はみ)」とも読み、轡の一部を指す。馬を操る手綱をつけるために口に加...
【意味】 戦い・議論などの形成。 【語源・由来】 「旗色(はたいろ)」は、軍機が翻る様子。戦場で、敵味方ともに、それぞれ印として旗をかかげたことから、その旗の色が多いか、あるいは旗の翻る勢いなどで、戦況や形勢がわかったこ...
【意味】 新たに事を起こすこと。新団体を結成すること。 【語源・由来】 元来は、新たに兵を挙げること。挙兵する際は、必ず旗を掲げたことから。
【意味】 当然そうなること。 【語源・由来】 「筈」とは「矢筈(やはず)」で、弓に矢をつがえるとき、弦から外れないように矢の末端につけるもの。切れ込みが入っていて、矢筈と弦が合うのは当然であることからたとえていう。
【意味】 遠方への旅立ちや門出に際して贈る、あいさつの言葉や金品など。餞別。 【語源・由来】 「うまのはなむけ」とも読む。「馬の鼻向け」の意味で、遠方に旅立つ際、道中の安全を祈願し、馬の鼻先を行き先の方向に向けた習慣から...