あたま【頭】の語源・由来

【意味】
①動物の脳(や目・口・鼻・耳)がある部分。
⑴神経中枢がある部分。また、それをおおっている顔の上の部分。
⑵首から上の部分。かしら。こうべ。
②人の頭と関係ある次のようなもの。
⑴脳の動き。
ア.思考力。考え方。
イ.心。
⑵かみの毛。頭髪。
⑶人の数。人数。頭数。
③形・位置などが人の頭に似ているもの。
⑴物の上部。「くぎの頭。」
⑵上に立つ人。首領。かしら。
⑶うわまえ。
⑷相場の最高点。天井。
⑸物事のはじめ。最初。
⑹頭金の略。
④大きいさま。

【語源・由来】
「あたま」は、古くは、頭頂部の骨と骨のすき間である「ひよめき」を指した。「ひよめき」は灸をすえる場所(灸点)であることから、「灸点に当たるところ」という意味の「当間(あてま)」と呼ばれ、これが「あたま」の語源となったという。当初は灸点を指していたが、後に頭頂部を指すようになり、今では首から上の部分を指す。

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