アクアマリンの語源・由来

アクアマリンという名前は、ラテン語の「aqua marina」に由来しています。

このラテン語のフレーズは直訳すると「海の水」または「海水」という意味になります。

この名前は、アクアマリンの独特な青色が海や海水に似ていることからつけられました。

宝石としてのアクアマリンは、透明で青い色調のベリル（緑柱石）から作られています。

一方で、より高価なエメラルドも同じベリルの一種ですが、アクアマリンは一般的にはエメラルドよりも低価格です。

市場に出ているアクアマリンの多くは、緑色から黄褐色の緑柱石を熱処理して青くしたものであり、その自然な美しさと比較的手頃な価格で人気があります。

日本においては、アクアマリンは「藍玉」（らんぎょく）もしくは「水宝玉」（すいほうぎょく）とも呼ばれています。

これらの和名も、この宝石が持つ美しい青色と水に関連する特質を象徴しています。

つまり、アクアマリンという名前やその他の呼び名は、その特有の色と、それが海や水に関連づけられる美しさを表現しているのです。

アクアマリンの意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、アクアマリンに関する主な重要ポイントをカンタンにまとめます。

項目	説明
名前の由来	ラテン語の「aqua marina」から来ており、「海の水」または「海水」を意味する。
色	透明で青い色調。この独特な青色が海や海水に似ている。
主成分	ベリル（緑柱石）
価格	一般的にはエメラルドよりも低価格。
加工	市場に出ている多くは熱処理して色を青くしたもの。
日本での呼び名	「藍玉」（らんぎょく）または「水宝玉」（すいほうぎょく）
人気の理由	自然な美しさと比較的手頃な価格。
特有の色と関連性	名前や呼び名は、その特有の色と、それが海や水に関連づけられる美しさを表現している。