あけび【木通】の語源・由来

「あけび」または「木通(もくつう)」は、アケビ科に属するつる性の落葉低木です。

この植物の名前の語源や由来は日本語の「開け実(あけみ)」からきていると考えられています。

この名前は、熟したときにその果皮が裂けて中の実が見える特徴からつけられました。

熟すと「開ける」(あける)という動作が果実に見られるので、その「実」を指して「開け実」と呼ばれていました。

この言葉が時が経つにつれて「あけび」に転訛したとされています。

また、漢字で「通草」とも書かれることがありますが、これは植物がつる性であること、つまり他の植物や物に巻きついて「通る」(つうる)特性があることから来ていると考えられています。

このように、木通(あけび)という名前はその独特な性質と成熟した際の外観からつけられたもので、日本においては古くから親しまれている植物です。

あけび【木通】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、あけび(木通)の特徴や名前の由来をカンタンにまとめます。
項目 詳細・説明
アケビ科
性質 つる性の落葉低木
名前の由来 熟したときに果皮が裂けて中の実が見える特徴から「開け実(あけみ)」と呼ばれ、時が経つにつれて「あけび」に転訛
漢字表記 木通や通草
「通草」の由来 植物がつる性であり、他の植物や物に巻きついて「通る」(つうる)特性から
日本における位置付け 古くから親しまれている植物

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