「立ち往生」という言葉は、元々「立ったままで死ぬこと」や「立ち死に」という意味からきています。
その由来は、武士・弁慶が衣川の戦いでの活躍に関連しています。
弁慶はこの戦いで、身体に数多くの矢を受けたにも関わらず、立ったままの姿勢、特に仁王立ちの姿で往生、つまり死亡したという伝説があります。
この弁慶の英勇なエピソードから、立ったままの状態で動けなくなることを「立ち往生」という言葉で表現するようになりました。
そして、時が経つにつれ、この言葉は「立ったまま動けなくなる」や「行き詰まって動きが取れない」という広い意味で使われるようになったのです。
【立ち往生】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「立ち往生」の背景や意味に関する重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 | 説明・内容 |
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表現の元々の意味 |
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由来の背景 | 武士・弁慶が衣川の戦いでの活躍に関連。 |
弁慶の伝説 | 弁慶は、身体に多くの矢を受けたが、仁王立ちの姿で立ったまま死亡したという伝説が存在する。 |
表現の変遷 | 弁慶の伝説から、「立ったままの状態で動けなくなる」ことを「立ち往生」と表現。時代とともに、「行き詰まって動きが取れない」などの広い意味で使われるようになった。 |