オーデコロンの語源・由来

オーデコロンという言葉は、フランス語の「eau de Cologne」から来ています。

このフランス語のフレーズでは、「eau」は水を、「Cologne」はドイツの都市ケルン(フランス語でコローニュ)を指しており、「eau de Cologne」は直訳すると「ケルンの水」という意味になります。

この香水は、元々17世紀にイタリアで「アクア・ミラビリス」という名前で作られた薬用水が起源です。

この薬用水は後にケルンに渡り、そこで「ケルニッシュワッサー」という名前で改良されました。

18世紀後半にフランスに紹介された際には、「オーデコロン」の名で有名になり、その後ヨーロッパ全体に広まっていきました。

日本にも明治時代にこの文化が伝わり、「オーデコロン」は当時の日本で流行しました。

例えば、明治時代の文学作品「西洋道中膝栗毛」では「逢ふでころん」という表現で登場していることが知られています。

このように、オーデコロンは多国籍な経緯を経て現在の形になっている香水です。

「オーデコロン」の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、オーデコロンについてカンタンにまとめます。
項目 説明
語源 「オーデコロン」はフランス語の「eau de Cologne」から来ており、「ケルンの水」と直訳される。
起源 オリジナルは17世紀イタリアで「アクア・ミラビリス」として作られた薬用水が起源。
名前の変遷と普及 イタリアからケルンに渡り「ケルニッシュワッサー」として改良。18世紀後半にフランスで「オーデコロン」として広まる。
日本での導入と文化 明治時代に日本に伝わり、文学作品「西洋道中膝栗毛」などで当時の流行として描かれている。
国際的な影響 オーデコロンは多国籍な経緯を経て現在の形になっている。

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