しらをきる【白を切る】の語源・由来

「白を切る」という言葉は、知っていることを知らないふりをするという意味で使われます。

この表現の語源は、主に「しら」と「切る」の2つの要素に分けられます。

「しら」は「知らぬ」の略であり、「白」の文字が当てられています。

この「白」という文字に関しては、実際に「知らない」という意味の「しら」に当てられた当て字であるとされる一方、他の言葉である「しらじらしい(白々しい)」や「真面目」「ありのまま」などの「しら」との関連も指摘されています。

次に、「切る」という部分は、人が何かを強調したり、目立つような態度や言動をとるときに使われる表現です。

例として「たんかを切る」や「見得を切る」などの言い回しがあります。

結合すると、「白を切る」は、知っていることを知らないと強調して表現する、つまり知っていても知らないふりをするという意味となります。

【白を切る】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「白を切る」に関する重要ポイントをカンタンにまとめます。
キーワード 説明
白を切る 知っていることを知らないふりをする意味で使われる
語源 – 「しら」 「知らぬ」の略で「白」の文字が当てられている
「白」という文字の起源 「しら」の当て字として使用される一方で、「しらじらしい」や「真面目」などの「しら」との関連も考えられる
語源 – 「切る」 強調や目立つような態度や言動を表現する意味で使われる。例:「たんかを切る」「見得を切る」
全体の意味 知っていることを強調して知らないふりをする

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