「企てる」という言葉は、計画するやもくろむといった意味で使われますが、その語源は「つま先で立つ」という動作に関連しています。
もともとは「くわ立つ」という表現から来ており、これは「くわ」、つまり「くるぶし」から先、つまり足のつま先の部分を指して立つことを意味しています。
この「くわ」は「くわびら」という言葉とも関連があります。
そして、時が経つにつれて、つま先で立つ、つまり、ある行動や考えに立ち上がる、思い立つという意味へと変化していきました。
このような経緯から「企てる」は、何かを計画するという意味になったのです。
【企てる】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「企てる」に関する重要なポイントをカンタンにまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
日本語での意味 | 計画するやもくろむ |
語源 | 「つま先で立つ」という動作 |
初期の表現 | 「くわ立つ」 |
「くわ」の意味 | 「くるぶし」から先の部分、つまり足のつま先 |
関連する言葉 | 「くわびら」 |
意味の変化 | つま先で立つ(立ち上がる、思い立つ)の動作から、何かを計画するという意味へと進化 |