しみん【市民】の語源・由来

「市民」という言葉は、もともと英語の「citizen」を日本語に訳した際に用いられました。

しかし、その起源はもっと古く、中国の古典文献である「史記」にもその使用例が見られます。

その際の意味は「都会の人」として使われていたのです。

しかし、時代が経過し、明治時代になると「政治に参加する国民」すなわち「公民」という意味で「市民」という言葉が一般的に使われるようになりました。

この変化を通じて、「市民」という言葉は都会の住民だけでなく、国政に参与する権利を持つ一般の国民を指すようになったのです。

しみん【市民】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「市民」という言葉の起源や意味の変遷をカンタンにまとめます。
ポイント 説明
言葉の導入 英語の「citizen」を日本語に訳した際に「市民」が用いられた。
古典文献の使用例 中国の「史記」において「都会の人」としての使用があった。
意味の変遷 明治時代に「政治に参加する国民」、すなわち「公民」としての意味が一般的になった。
現代の定義 都会の住民だけでなく、国政に参与する権利を持つ一般の国民を指すように変わった。

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