胴元の語源は、もともと「筒元」として書かれていました。
ここでの「筒」は、サイコロを入れて振るための筒を指します。
一方、「元」は元締め、つまり賭場を主催する人を意味しています。
そのため、胴元は本来、賭場を運営して場所代として寺銭を取る人を指していました。
時間と共に、この言葉は賭場の主催者の意味だけでなく、「もとじめ」という、物事をまとめる、または仕切る人を意味する言葉としても用いられるようになりました。
どうもと【胴元】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 | 説明・内容 |
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語源の元の言葉 | 「筒元」 |
「筒」の意味 | サイコロを入れて振るための筒 |
「元」の意味 | 賭場を主催する人(元締め) |
胴元の初期の意味 | 賭場を運営し、場所代として寺銭を取る人 |
現代の意味 | 物事をまとめる、または仕切る人を指す言葉(賭場の主催者の意味としても使用される) |