「轟く」は、大きな音が遠くまで響き渡る様子を表す言葉として使われます。
この言葉の語源は、音が響き渡るさまを示す「とどろ」という言葉に、動詞としての活用を可能にする接尾語「く」が付加されたものです。
この「とどろ」という部分は、遠くで雷が鳴る音や太鼓の音など、大きく響き渡る音の様子を表す擬声語としての性質を持っています。
このような擬声語には「どろどろ」や「どどん」といったものがあり、それらと同様に「とどろ」も音の響きや振動の様子を模倣していると考えられます。
とどろく【轟く】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 | 説明 |
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定義 | 大きな音が遠くまで響き渡る様子を表す言葉。 |
語源 | 「とどろ」という言葉に、動詞としての活用を可能にする接尾語「く」が付加されたもの。 |
「とどろ」の性質 | 大きく響き渡る音の様子を表す擬声語。 |
例の擬声語 | 「どろどろ」や「どどん」といった音の響きや振動を模倣する言葉。 |
使用の背景 | 音の響きや振動の様子を模倣している言葉としての性質を持つ。 |