とき【時】の語源・由来


【意味】
①過去から現在へ、さらに未来へと連続してとどまることなく過ぎ行く現象。月日の移りゆき。時間。光陰。普通平均太陽時を用い、秒・分・時・日・週・月・年などの単位に分けて計る。
②一昼夜の区分。現今は真夜中(午前零時)から真昼(午後零時)までを午前、真昼から真夜中までを午後とし、そのおのおのを12等分(または午前・午後を通して24等分)する。昔は、12辰刻が広く行われた。これは夜半を九つ、一刻を終わるごとに八つ・七つ・六つ・五つ・四つとし、正午を再び九つとして四つに至る区分である。また、時刻を方位に結び付け、一日を十二支に配して12等分し(夜半前後一刻を子(ね)の刻とする。午前零時から午前2時までを子の刻とする説もある)、一刻の前半・後半を初刻と正刻に分け、さらにまた四分などする区分もあった。この区分は、後に一刻を上・中・下に三分するようになった。また民間では、日出・日没を基準に定めて、明六つ・暮六つとし、昼間・夜間をそれぞれ6等分して、四季に応じて適当な分割による時刻をも定めた。時刻。刻限。
③時候。季節。
④かなり長い期間。おり。ころ。時分。時季。
⑤特定の期間。
⑥時代。年代。
⑦時勢。なりゆき。
⑧動詞・助動詞の過去・現在・未来の区別。
⑨世人が話題にするとき。その時。この時。
⑩(連体修飾語をうけ、接続助詞的に)次に述べることの条件を示すのに使う。

【語源・由来】
「時」は、過去から現在へ、さらに未来へと連続してとどまることなく過ぎ行く現象であることから、「とこ(常)」が転じたとする説、速く過ぎることから「とき(疾)」の意からとする説がある。

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