「たんじろう」または「丹次郎」とは、女性からの人気があり、やや柔弱な雰囲気の男性を指す言葉です。
この言葉の由来は、江戸時代に活躍した戯作者、為永春水が手掛けた人情本「春色梅児誉美」の中の主人公、名前が「唐琴屋丹次郎」というキャラクターから来ています。
この「唐琴屋丹次郎」というキャラクターは、物語の中で女性たちに非常にモテるキャラクターでした。
そのため、このキャラクターの名前が、二枚目やモテる男性を指す代名詞として明治時代まで広く使われるようになったのです。
【丹次郎】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「丹次郎」の名前の由来や影響をカンタンにまとめます。
項目 | 内容 |
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基本概念 | 女性からの人気がある、やや柔弱な雰囲気の男性を指す言葉 |
名前の由来 | 戯作者・為永春水の「春色梅児誉美」の主人公「唐琴屋丹次郎」から |
キャラクターの特徴 | 物語内での非常にモテるキャラクター |
影響 | キャラクターの名前が、モテる男性を指す代名詞として明治時代まで広く使われた |