そうへき【双璧】の語源・由来

「双璧」という言葉は、二つのものが優劣なく優れていることを指します。

この言葉の語源を探ると、まず「璧」は宝玉を意味しています。

この言葉の由来は、中国の史書『北史』に関連しています。

その中には、洛陽の長官であった賈禎という人物が、北魏の陸凱という人物の二人の優れた息子を「一対の立派な宝玉」として評価したという記述があります。

このエピソードに基づいて、「双璧」は「一対の立派な宝玉」という意味で使われるようになり、今日では二つのものが非常に優れていて、互いに劣らないという状態を表現するための言葉として広く使われています。

そうへき【双璧】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「双璧」の基本的な意味や語源、関連する史書やエピソードをカンタンにまとめます。

項目	詳細
基本の意味	二つのものが優劣なく優れていること
語源の意味	「一対の立派な宝玉」
「璧」の意味	宝玉
関連史書	中国の史書『北史』
関連エピソード	洛陽の長官賈禎が、北魏の陸凱の二人の息子を「一対の立派な宝玉」と評価したエピソード