おす【押忍】の語源・由来

【意味】
男が目下又は同等の相手に使う、出会ったときに用いる挨拶語。また、運動部などで先輩への挨拶語。

【語源・由来】
「押忍」は、旧海軍で「おはようございます」が略され、「おわーっす」「おす」と変化していったもの。また、大日本武徳会が戦前に京都で運営した武道専門学校の学生の間で生まれたともいわれている。漢字「押忍」は、武道の精神「自我を抑え我慢する」の意味からと考えられている。現在では、後輩が先輩に挨拶する際に使われているが、本来は先輩が後輩に対して挨拶するときに用いたものだった。

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