おけらになるの語源・由来

【意味】
一文無しになる。

【語源・由来】
「おけら」は、昆虫「ケラ」の俗称。日本全土の畑地や草原などに生息する。前足をあげ、広げている様子が、前から見ると万歳をしているように見えるため、一文無しになり「お手上げ」状態になった姿になぞらえた。また、無一文になったものを「裸虫」と称し、「オケラ」に見立てたとする説、根茎を剥いで生薬にする植物の「オケラ(朮)」からで、身の皮をはがされるという意味に掛けたとする説がある。

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