ぬすびとはぎ【盗人萩】の語源・由来

「盗人萩」はマメ科の多年草で、原野によく見られる植物です。

この名前は、植物の特徴的な性質と外見からつけられました。

この植物の種子には細かい鉤状の毛が生えており、これが他の物や人に気づかれないうちに引っかかり、運ばれる特性があります。

この潜んで近寄り、知らないうちに付着するような行動が、まるで人々の物を盗む泥棒のように見えることから、「ぬすびと」という名がつけられたとされます。

さらに、この植物が咲かせる花は、萩の花に似ているので「はぎ」という名がついています。

結果として、この二つの特徴を組み合わせて「盗人萩」という名前が生まれました。

【盗人萩】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「盗人萩」という植物の主な特徴やその名前の由来に関するポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明・内容
単語 「盗人萩」
分類 マメ科の多年草
生息地 原野
種子の特徴 細かい鉤状の毛が生えていて、他の物や人に引っかかる
名前の由来① 種子が知らないうちに付着する性質が「ぬすびと」に似ているため
名前の由来② 咲かせる花が萩の花に似ているため「はぎ」という名がつく

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