「抜き差しならぬ」という言葉は、事態がどうにもならない、または避けられない状況を指す表現です。
この言葉の背景には、刀の抜き差しに関する動作があります。
「抜き差し」とは、刀を鞘から抜いたり、再び鞘に収めたりすることを指します。
しかし、刀身が錆びついてしまうと、この抜き差しの動作がうまく行えなくなり、結果として刀が正常に使えなくなります。
この状態をもじって、困難な状況や避けられない事態を「抜き差しならぬ」と形容するようになったのです。
【抜き差しならぬ】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「抜き差しならぬ」という言葉の主な意味、背景、および語源に関するポイントをカンタンにまとめます。
項目 | 説明・内容 |
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単語 | 「抜き差しならぬ」 |
主な意味 | 事態がどうにもならない、または避けられない状況 |
「抜き差し」の意味 | 刀を鞘から抜いたり、再び鞘に収めたりすること |
背景 | 刀の抜き差しの動作 |
語源の由来 | 刀身が錆びつくと抜き差しできなくなる状態から、困難な状況を形容 |