ぬかずく【額衝く・叩頭く】の語源・由来

「ぬかずく」は、ひたいを地につけて礼拝することや、非常に丁寧にお辞儀をすることを意味する言葉です。

この言葉の中の「額（ぬか）」という部分は、古語で「ひたい」を意味しています。

この「額」を「突く」という動作から、直訳すると「ひたいを突く」という意味になりますが、実際にはひたいを地面につける行為、つまり礼拝する様子を表現しています。

この言葉は、かつては「ぬかつく」という形で清音で使われていたのが、時間の経過とともに「ぬかずく」という形に変化し、現代に至っています。

【額衝く・叩頭く】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「ぬかずく」の主な意味、語源、具体的な行為、およびその言葉の変遷に関するポイントをカンタンにまとめます。

項目	説明・内容
単語	「ぬかずく」
主な意味	ひたいを地につけて礼拝すること、非常に丁寧にお辞儀をすること
「額（ぬか）」	古語で「ひたい」を意味
起源	「額」を「突く」という動作から来る。直訳は「ひたいを突く」
具体的な行為	ひたいを地面につける行為、礼拝の様子
言葉の変遷	「ぬかつく」（清音）→「ぬかずく」