ないしょ【内緒】の語源・由来

「内緒」という言葉は、何かを他人に知られずに秘密にしておくことを意味します。

この言葉の起源は、「内証(ないしょう)」という言葉にあります。

元々「内証」は、自分の心の中で真理を理解や悟りを得ることを意味していました。

この言葉には「自らの内部での認識や理解」というニュアンスが含まれていました。

心の中のことは、他人から見てもわからない非公開な部分であるため、時代が経つにつれて「内証」は「秘密にすること」や「他人に知らせずにこっそりとすること」という意味に変わってきました。

この結果、「内緒」という言葉が生まれ、現在のように使われるようになったのです。

ないしょ【内緒】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「内緒」という言葉の起源や背景をカンタンにまとめます。
項目 説明
言葉 内緒
現代での意味 何かを他人に知られずに秘密にしておくこと
由来 「内証(ないしょう)」から変化
「内証」の原意 自分の心の中で真理を理解や悟りを得ること
「内証」のニュアンス 自らの内部での認識や理解
変化の理由 心の中のことは非公開な部分であるため、非公開や秘密にする意味に変わった
結果 「内緒」という言葉が生まれ、現代のように使われるようになった

語源由来の言葉を50音別に検索



error: 右クリックできません。