かずのこ【数の子】の語源・由来

数の子は、鰊（にしん）の卵巣を乾燥させたり塩漬けにした食品です。

この名称の語源にはいくつかの説がありますが、一つの説では、鰊（にしん）が別名「かど」とも呼ばれていたことから、「かどのこ」（かどの子）と称されていたとされます。

この「かどのこ」が時と共に「かずのこ」（数の子）に転じたという説があります。

また、数の子はその豊富な卵から子孫繁栄という吉兆に結びつけられ、新年や婚礼などの祝い事でしばしば用いられます。

このように、数の子はその名前だけでなく、文化的な背景にも深い意味があります。

かずのこ【数の子】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、数の子の主成分、調理方法、語源、そして文化的意義についてカンタンにまとめます。

項目	詳細・内容
主成分	鰊（にしん）の卵巣
調理方法	乾燥させたり塩漬けにする
語源・由来	一つの説では「かどのこ」から「かずのこ（数の子）」に転じた
用途・意義	豊富な卵から子孫繁栄という吉兆に結びつけられ、新年や婚礼などの祝い事で使用される